うさぎはなぜ嘘を許せないのか?2007年05月31日 21時12分20秒

「ウサギはなぜ嘘を許せないのか?」

マリアン・M・ジェニングス
野津智子訳 
山田真哉 日本版監修

子供向けの童話なんだけど…
実はビジネス向けの絵本です。

教会に向かう母の車の後部座席で
少年エドは、巨大なウサギに出会う。
そのウサギはアリとなのる。
エドにしか見えないウサギのアリ。

教会の礼拝に遅刻してしまうと
信号無視をする母の行動を
「よくない!」と、エドに注意をするようにせっつく。

その後ありとあらゆる所で
「正しくあること」を注意するアリ。

カンニングをして、いい成績を納めて
いい就職をしていく友達。
自分はガソリンスタンド…
そのつど「カンニングはよくない事だ」などと、
エドに正しくある事を指摘して行く。

そんなアリは

「まだ勝負は終わっていない、今にわかる」と繰り返す。

会社などでのちょっとした不正などを見つけたときにどう行動するか?
など、企業のコンプライアンス(要求・命令などに従うことで、企業理念、法律などに応じることを意味している。「法令遵守」と言い換える場合もある)
を絡めて話しを展開していくのです。

あっという間に読める本なんですが、
日本のライブドア事件や福知山線脱線事故なども含めた
話などもあり奥が深い本でした。

アリはエドが8歳の時に現れて
38歳の時に、もうエドは自分がいなくても
正しい事を正しくある為に行動することができると
姿を消すのですが、
わたしにもそんな傍にいるようなウサギさんいてほしー。