一文無しが贋札造って捕まって ― 2009年11月04日 20時19分24秒

一文無しが贋札造って捕まって 坂野昭彦 幻冬舎
贋札を作って逮捕された著者自身の体験談の一冊。
これを読んでいると…身につまされるというか…
著者に降りかかっていた出来事って
なにもすごく特別じゃなくて、
すごくあり得ることなんですよね。
そんな中に、迷惑をかけずに…なんて
ちょっと違ってはいるんですが
気持ちはすごくわかります。
坂野さんって、とても頭が良い人なんですよね
すごく冷静に自分を客観的にみているので
それでもどうにもならなかった世の中って世知辛い…
ため息をついてしまう一冊です。
4年の懲役にもかかわらず執行猶予が付いたのが すごくわかります。
本文のその後を調べてみたいのですが
ネットで出てくるのはこの本のことばかりですね。
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