外科医 須磨久善2009年11月01日 23時01分44秒


外科医 須磨久善  海堂尊 講談社 

心臓外科医のスペシャリスト、須磨久善氏の
生きざまを海堂氏が書いている作品です。

すいません、不勉強で須磨先生のことを知らなくて、
最初、創作だと思っていました。
こんなすごい日本人がいるなんて…

人間の限界というのは、
限界を感じた時が限界なんだと、この本を読んでいると痛感します。
海堂さんの「チームバチスタの栄光」の裏話などを読んでさらにびっくりしました。
映画の吉川さんの手術シーンはご本人が演じられていたとは…
また、しばらくしたら読み直したい一冊ですね。

私がベアリングズ銀行をつぶした2009年11月02日 20時06分10秒

私がベアリングズ銀行をつぶした
ニック・リーソン 戸田裕之訳 新潮社

イギリスの銀行のベアリングズ銀行が破綻するきっかけは、
著書のニック・リーソンが小さなミスを隠したことから始まった

エラーコードの「99999」というところに
部下のミスを隠して行くうちに
とんでもない額になり…
発覚は一気だった。

その一連の事件を
本人がリアルに語っている一冊。

株式などの業務がいかに
大金を動かしているはずなのに
そういう実感がないということ。

ミスは小さなものを隠して行くうちに
それを隠すために嘘を重ねていかなければいけなくなる
それをまさに実証している話ですよね。

所さんの目がテン!食べ物の不思議編2009年11月03日 20時14分53秒

所さんの目がテン!食べ物の不思議編

日テレで放送中の目がテンが
500回記念の時に出版された本で
過去に放送したものの中で食べ物に焦点をあてたもの。

すでに番組は1000回、20年を超しているのですが
10年くらい前からは見ていたので
うっすら覚えてます。

かなり詳しくいろいろ書いてあり、
これの番組見たかったなーと思うものも。

苺の種を数えて、そこから油をとってみたり
そこまでやるか!という実験も多く
いまだにその活動精神が番組に反映しているのは
うれしい限りですね。

一文無しが贋札造って捕まって2009年11月04日 20時19分24秒


一文無しが贋札造って捕まって 坂野昭彦 幻冬舎 

贋札を作って逮捕された著者自身の体験談の一冊。
これを読んでいると…身につまされるというか…

著者に降りかかっていた出来事って
なにもすごく特別じゃなくて、
すごくあり得ることなんですよね。

そんな中に、迷惑をかけずに…なんて
ちょっと違ってはいるんですが
気持ちはすごくわかります。

坂野さんって、とても頭が良い人なんですよね
すごく冷静に自分を客観的にみているので
それでもどうにもならなかった世の中って世知辛い…
ため息をついてしまう一冊です。

4年の懲役にもかかわらず執行猶予が付いたのが すごくわかります。
本文のその後を調べてみたいのですが
ネットで出てくるのはこの本のことばかりですね。

そのノブは心の扉2009年11月05日 01時05分02秒


 そのノブは心の扉 劇団ひとり 文藝春秋

図書館で何気なしに見つけて借りた本です。
芸能人ってほとんど知らないのですが
かろうじて名前は知っている芸人さんだなーと興味を持ちましたが・・・
非常に痛々しい本です。

とても共感できる部部もあり
ただ、ある意味ではあまりお近づきになりたくないかも・・・と。
劇団ひとりさんが、とても繊細で深い思考をお持ちであるのは
これを読むだけでもとても痛いほど伝わってきます。
同時に傷つきやすい人であることも。

本来、人に見せたくないような部分ってあるじゃないですか。
しかし、そこを暴露してしまう。
自虐的とも取れる心の隅の隅まで表してしまうのは…
それが面白さに繋がっているのは否定できないが、
その痛々しさになんとなく悲しくなってしまうところもありました。

こういう人が近くにいたら、
私はどう声をかけていったらいいかわからないです。

これを精神科医などが徹底的に分析したら
どういった見解を出すんだろう・・・とかも思ってしまいました。

普通は金魚か水槽から飛び出して死んでしまったとしても・・・
「金魚が自殺した」とペットショップには行かないような気がします。

お釈迦様もみてる 紅か白か2009年11月06日 07時43分02秒


お釈迦様もみてる 紅か白か 今野緒雪 コバルト文庫

マリア様がみてる、のスピンオフ 笑
男子校、花寺学園編ですが、これがまた面白いですねー
祐麒は、いままでなんとなくでしか
出てこなかったですが、
なるほど、なるほど。
文系か理系かというので
ここまで学園が割れるのは面白いですよね。
祐麒と柏木の漫才のような対応が面白いですよね。

今後が楽しみです。

アラビアの夜の種族2009年11月07日 07時47分42秒


アラビアの夜の種族 古川日出男 角川文庫

何かで紹介されていたので読んでみました、
最初、文体に慣れるまで読みにくかったのですが
読み始めたら面白い!
古代のナポレオンがイスラム世界に進行した時代の出来事。

伝説に語られるある一冊の本を巡る話。

国への侵略を、本の力で止めて見せようという
一見、そんな事出来るか!と思うようなことらしいですが…
続きが非常に気になります。

旧怪談 耳袋より2009年11月08日 01時17分13秒


旧怪談 耳袋より 京極夏彦 メディアファクトリー

江戸時代の怪談話、耳袋を
現代人でも読みやすいようにアレンジしてある作品。

すごい怖い怪談というわけではないんですが、
江戸時代の怪談ってこんな感じだったんだなーと
興味深く読めました。

Aさんなどに名前が振り替えてあり、
現代の社会の仕組みなどに照らし合わせているのですが
結構すんなりとマッチするのは京極氏のなせる業ですね。