「買ってはいけない」は買ってはいけない2009年12月01日 23時55分57秒

「買ってはいけない」は買ってはいけない
夏目書房

「買ってはいけない」という本があります。
現代の食事はいかに添加物が多いか、
ということでその危険を公表して、健康被害にあわないように気をつけよう…という趣旨の本。
週刊金曜日に連載していた内容を一冊にしたものらしい。

いぜん読んだことあるのですが…
「じゃあ、何を食べればいいの?程度問題じゃないのかなあ?」という感想でした。

こちらは「買ってはいけない」で取り上げられた品物は
本当に危険なのか?と、その本に真っ向立ち向かう本。
実際、一部のデーターなどを、転用するだけで
何もかも危険としてしまう「買ってはいけない」の記事のあり方に疑問を持ちました。
ラットに投与して…というが、人間の体に換算したら?おかしいですよね。

2冊を読むと、いかに人間の意見というものが
より過激なものに流されやすいか、
ミスリードされるかというのがよくわかると思います。

実際、洗剤は飲まなければ危険ではありませんなど、
程度問題のものが多いですよね。
両方の本を読んで、物事の見方について学んだ気がします。
ある意見だけを聞いて信じるのではなく、
そのデーターや意見の信ぴょう性などは
何処からくるものなのか?
自分の意見なのか、他人の意見なのか?
その区別などですよね。
私は、ある程度だったら問題ないと思うんですが…

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