ぼくは猟師になった ― 2009年07月20日 20時33分19秒

ぼくは猟師になった : 千松信也 : リトル・モア
動物が好きで、獣医学部を目指していたが、
最終的には猟師になった方のお話です。
猟師といっても、普段は配送会社で働き、
狩猟期間になったら、活動するので、猟師だけで生活をしているわけではなさそうです。
ただ、自然とともに生きる方であるのは間違いありません。
以前に、食肉市場を見学したきっかけから、
食肉に関する思いが強くなっていたので、
とてもタイムリーな一冊でした。
私達は普段肉を食べるのに、その処置に対して無関心である。
他の生物の命をもらって生きているのに、
実際、その命を絶つ現場は見ない振りをする。
それが現実ですが、それをちゃんと向き合っている方です。
至極当たり前なんですよ。
肉を食べたかったら、生き物を殺さなければいけない。
それが食肉なんです。
命を頂くという事、難しく聞こえるけど、
普段私達がしていること。
そのあたりの思いは、私の中でまたまとまっていないので
上手く文章にする事ができませんが・・・
機会があれば是非、お会いしてみたい方だよなーと思っております。
作中で、著書の千松さんと、私は同じとしに生まれている同年代でした。
同じ年に生まれて、私は今のように生きてきましたが、こういう生き方もあるんだなーと、ふと思って、人生にはいろいろあると実感しました。
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