破裂 ― 2009年06月03日 20時15分47秒

破裂 久坂部羊 幻冬舎
著者の、医療に対する問題提起、訴えたい事が
切々と伝わってきます。
無駄に長寿にされた日本。
死ぬに死ねない高齢者、
肥大した医療費、
その根本的な改善の為に…
考えとしてはかなり非道、といわれるかもしれないけど
実際にはこういう考えも否定はしてはいけないんだよな、と思います。
医療の現場で、この人にどうしてここまで治療しないといけないんだろう?
と疑問に思うことは多々ありました。
正解はないからこそ、不正解もないんだな、と思いました。
医師であり作家である 久坂部氏。
同じように医師であり作家である、海堂氏も、
作品中で医療に対する問題提起をしています。
2人が対談したら、どんな感じになるんだろうと思ってしまいました。
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