I love you 恋愛アンソロジー ― 2009年06月09日 22時27分03秒
I love you 恋愛アンソロジー 祥伝社文庫
透明ポーラーベア（伊坂幸太郎）／魔法のボタン（石田衣良）／卒業写真（市川拓司）／百瀬、こっちを向いて（中田永一）／突き抜けろ（中村航） /sidewalk 本多孝好
作家による恋愛の短編集です。
ものすごい、という訳ではないのですが、ほのぼのしてよかったですよ。
卒業写真と、sidewalkが特によかったです。
卒業写真のちょっとした勘違いとか、
sidewalkのラストの部分とか。
ほんわりしていていい作品でした。
ただ、短編アンソロジーなので、
自由に書いているのですが、自由すぎて作家さんの気合があまり伝わってこなかった作品もありましたね。
ただ、恋愛というタイトルに沿ってなんとなく書いているのかなーとか
いや、それも面白い事は面白いんですが・・・
うごかし屋 ― 2009年06月10日 22時42分23秒
うごかし屋 芳崎せいむ 小学館
大好きな芳崎先生の新刊です。
うごかし屋とは、引っ越しやさんですが、
動かすのは物だけではありません。
そこにかかわった人とか人生とかも、
丸ごと運びます。
昔から
「柱の傷はおととしの～」と、背比べの歌詞に対して疑問だったんですよ。
なんで、去年じゃなくて、おととしなんだろうと。
偶然ですが、それに対する答えが、２巻のある話に載っていました。
為になる本です。本を読みたくなります。
まず石を投げよ ― 2009年06月11日 19時33分06秒
まず石を投げよ 久坂部羊 朝日新聞社
久坂部さん作品ですが、廃身用や、無痛に比べれば
インパクトは低いですが、
これまた、医療従事者にとって、耳の痛い作品ですね。
医療従事者は、医療事故を発見した時にどうするか？
それが焦点になっています。
医療ジャーナリストが取材をすることで話が展開していくのですが、
どちらの言い分もわかるよなーと。
三木の元の妻の言い分。
連れ合いを亡くした患者家族。
そして、それを取材するテレビスタッフ。
ネタばれになりますが、ラストの宍村氏の行動は
フェアだなあと思いました。
世間は医療事故があるたびに
責め立てるのですが、
一概にそれはなーと思うことが多々あります。
事故でなくても防げないものってのも医療にはあります。
面白い内容ではあったんですが、結局、綾乃の旦那さんは
どうだったの？ラストは？？と、はっきりしないままで終わってしまうのが残念。
たいのおかしら ― 2009年06月12日 00時21分38秒
たいのおかしら さくらももこ 集英社文庫
私たちの年代の女子にとって、ちびまるこちゃんは、別格です。
少女の時に読んだ「りぼん」に連載していたことがあって、
じっくりと読みましたねー。
その後のアニメもよく見ました。
でもエッセイは、意外に読んだことがなくて、
たまたま図書館で見かけたので、借りてみました。
さくらさんの、独特な発送の展開、文章に笑いましたね。
小杉のばばあや、ミーコのこと、お年玉の話など、 読んでいて面白かったですね。
ただ、文字が大きかったので、文庫一冊あっという間に読んでしまいました。
怪談実話系 ― 2009年06月13日 00時26分28秒
怪談実話系 怪談文芸競作集 メディアファクトリー
成人（京極夏彦）／見知らぬ女（福澤徹三）／顔なし地蔵（安曇潤平）／茶飲み話（加門七海）／怪談ＢＡＲ（中山市朗）／リナリアの咲く川のほとりで（小池壮彦）／つきまとうもの（立原透耶）／後を頼む（木原浩勝）／顳〓（こめかみ） 蔵出し（平山夢明）／美しく爛れた王子様と麗しく膿んだお姫様（岩井志麻子）
短編集の怪談ですが、これが結構リアルでこわいはなしありましたね～
ラストの岩井さんの作品はすごいリアルで怖かったです。
明香ちゃんの心臓 ― 2009年06月14日 01時03分06秒
明香ちゃんの心臓 検証 東京女子医大病院事件 鈴木敦秋
実際の医療事故を取りあえげた一冊。
心臓疾患で、東京女子医大の心研で手術をした明香ちゃん。
術後３日でなくなってしまった。
手術の際に必要な人工心肺装置のトラブルによるもだったが、
事故は隠蔽された
カルテが改竄され、隠された。
が、事件は発覚していく。
その一部始終を記者が克明に書かれています。
そのほか、心臓手術の経緯なども分かりやすく説明してあります。
医療に携わるものとして、かなり怖い内容の一冊です。
あってはならないことですが、
その背景としては理解できるんですよね。
医療って難しい…
市場食堂 ― 2009年06月15日 18時25分07秒
市場食堂 西潟正人 生活情報センター
首都圏を中心とした「市場」を紹介。
著者はサラリーマンだったが、魚好きが嵩じて
料理店を開いてしまう。
全国の市場を見て回り、テレビなどでも活躍中らしい。
築地が一番ページが多いのはもちろんなんですが、
この本で一番ビックリしたのが、
食肉市場も紹介してあること！
屠場である、食肉市場を紹介した本は、
過去に1冊読んだことありますが、
詳しく書かれていなかったので、
一般で見学できるのだろうか･･･と思っていたんです。
ページは数ページでしたが
とても参考になりました。
太田市場なども紹介してあり、これは是非いかねば！
と思いました。
とりあえず食肉市場！これは抑えておきたいですね！
首都圏を中心とした「市場」を紹介。
著者はサラリーマンだったが、魚好きが嵩じて
料理店を開いてしまう。
全国の市場を見て回り、テレビなどでも活躍中らしい。
築地が一番ページが多いのはもちろんなんですが、
この本で一番ビックリしたのが、
食肉市場も紹介してあること！
屠場である、食肉市場を紹介した本は、
過去に1冊読んだことありますが、
詳しく書かれていなかったので、
一般で見学できるのだろうか･･･と思っていたんです。
ページは数ページでしたが
とても参考になりました。
太田市場なども紹介してあり、これは是非いかねば！
と思いました。
とりあえず食肉市場！これは抑えておきたいですね！
夏コミ当選しました♪日曜日 西地区 ― 2009年06月20日 20時51分23秒
夏コミックマーケット
当選しました。
たれぱんだのたれ蔵日記
ミャンマー編と、築地本が出せればと思います。
日曜日 西地区 "は" ブロック 15b
「アエロフロート」です。
当選しました。
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ミャンマー編と、築地本が出せればと思います。
日曜日 西地区 "は" ブロック 15b
「アエロフロート」です。
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