とめはね!2009年02月09日 20時44分34秒


とめはねっ!鈴里高校書道部
河合克敏: 小学館

前にサンデーでモンキーターンを連載していた
河合先生の新作!
河合先生って、地味なジャンルを本当に面白く作品に仕上げるなーと思います。
今回は書道!でもかなり面白いですよね。
書道とは何か?
日本に住んで、学校で書道はやりましたが
改めて聞かれると分かりません。
読んでいると、久しぶりに書道やりたくなりますね。
書道じゃなくて、写経でもいいかなー。

ダレン・シャン2009年02月10日 20時50分47秒


ダレン・シャン
新井隆広/ダレン・シャン  小学館
本誌の方で連載が終了しました。
結末の予想がまったくつかなかったのですが、
なるほどなーと物語の完成度の高さに拍手です!
いい原作、漫画をありがとうございます!

映画とかになったらいいだろうなーと思うのですが
映像化できないだろうな…
映像化したら どこを削ったらいいのか?中途半端になりそうです。

食堂かたつむり2009年02月11日 18時42分45秒


食堂かたつむり 小川糸 ポプラ社

内容はかなり一言で表すと
「大好きだった男性にひどく振られて郷里に帰って食堂を開く話」
なんですよ。

でも、結構奥が深いですよ。
「生きる」という基本的なことをふと改めて考えてしまいました。
全てを無くしても、できることはある!そう、考えてしまいました。
私自身、派遣で仕事はして
ある程度の自由はあります。
ただ、それでも縛られていることがあまりにも多い世の中だよな、
と読みながら思ってしまいました。

でも、それよりもこの本の特色は…
料理を作りたくなる事です。
シンプルに誰かに食べてもらうことの楽しさ
それが伝わってきます。

エルメスを屠殺する場面は、かなり違和感がありましたが
生きるってこういうことですよね。

余談。
ザクロカレーが出てくるのですが、これを作ってみたい!
でも、どこを探してもレシピがわからないんですよねー
イラン料理のお店に行ってレシピ聞こうかなー

非公認Googleの入社試験2009年02月12日 01時46分22秒


非公認Googleの入社試験
竹内薫 徳間書店

公式には発表されていないが
Googleの入社試験を実際にといてみよう!という本。

とてもユニークな、かつ高度な会社であるGoogle、
試験問題も半端じゃありません。

一筋でいかないものもあれば、
ひとひねり加えるものなど・・・
高度な数式が必要なものもあれば、
考え方を問うものもあり、興味深かったですね。
シアトルの窓を洗うためにいくらお金を請求するか、
という問題も面白かったですね。

理系のお知り合いのSさんに是非呼んでほしい1冊かも。

巫女さん入門 初級編2009年02月13日 01時54分38秒


巫女さん入門  初級編
神田神社(東京都千代田区) 朝日新聞出版

先日神田明神に行ったときに、売店に置いてあった本。
巫女の存在を通して
「神道」とは?「日本人とは?」と投げかけている1冊。
難しい内容を、とてもわかりやすく説明してあります、
巫女さんに興味がなくても、日本人として読んでおきたい一冊ですね。
高校が仏教主義の教育方針だったので
精神統一とか、心を落ち着かせるために
般若心経などは読んだりすることはあるのですが、
これを読んで、毎日お参りをしたいなーと思ってみたり
神棚を作って、毎日に感謝しないと!と感じたりもします。

早速お線香たいて、般若心経を読みました。

“文学少女”と穢名の天使(アンジュ)2009年02月14日 15時33分41秒


“文学少女”と穢名の天使(アンジュ)
野村美月 エンターブレイン

文学少女シリーズです。
今回はオペラ座の怪人関連です

琴吹さん、とても意地っ張りでかわいいですよね~
それにしても、ますます、人間のマイナスな部分を
どんどん突っ込んでいくというか…


きれいなことを維持するために、
汚いことをしないといけない。

とても矛盾しているが、それが現実。
夕歌は、弱いようで、強いような…
読後がとても複雑な一冊でした。

“文学少女”と慟哭の巡礼者2009年02月15日 15時39分02秒


“文学少女”と慟哭の巡礼者
野村美月 エンターブレイン

とうとう!朝倉美羽登場です!
心葉の中で語られる美羽、
でも何かあるだろうと…
痛々しいまでに、他人に助けを求めているのに、
求められない、その叫び。

助けを求める心が攻撃になっているんだろうな…
と。
純粋な心は時に残酷だよな…
切に思いました。
あと、竹田さんの気持ちもすごくわかります…

もっと、美羽の話は後に来ると思っていたので
ちょっとびっくりしましたが、一気に読んでしまいました。

寄生虫のふしぎ2009年02月16日 23時20分50秒


寄生虫のふしぎ
頭にも?意外に身近なパラサイト
目黒寄生虫館 技術評論社

目黒に寄生虫博物館があるのは知っているのですが
いったことなかったんですよね。
図書館でこの本を見かけて即借りてみました。

共生と寄生の違いなど、わかりやすく説明してありましたし、
肝心の寄生虫についても、詳しすぎるほどに・・・
生肉や生魚が怖くなりました・・・笑

それにしてもこの文章を書かれた方々
寄生虫ワールドにのめりこんでおられるなーといった印象を受けました。
説明の文章がなんだか楽しそうなんですもの。