クライマーズ・ハイ ― 2008年11月26日 13時18分17秒


クライマーズ・ハイ 横山秀夫 文春文庫

今年の夏、映画にもなった作品です。
御巣鷹山の日航機墜落事故を地元の新聞社を
主人公として、語られることがなかった
視点から、記者たちの報道という現場をリアルに表現した作品です。

この本を読んで、記者たちのやり取りがいかに大変であるかを実感しました。
この時代、携帯電話なんかありません、
その中で連絡を取り合う、
事実かどうかの裏付けをどうするか?
また、いろいろな人間の思惑の交錯…
大事件に遭遇してしまった北関東新聞社の
人々が、とてもリアルに、想像できました。

作品の内容も読み応え有りますが、
著者の横山さん、実際に当時、群馬で新聞記者をしていたらしく
実体験からの作品名だろうと思うと同時に、
文体がとても読みやすく、イメージがわきやすい
自然な文を書かれる方だなあと実感しました。

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