追伸 : 真保裕一: 文藝春秋
真保さんの作品はどれも面白いですよねってことで最初から期待しての一冊♪
うわーーー
こんな作品の仕上げ方があったんだ
とびっくり。
離婚を考えた男女の手紙のやり取りから始まり、
戦後の祖父母の手紙までに及ぶ。
すべてが、手紙のやりとで話が展開するのです。
手紙を書くことによって、その登場人物が
現状を振り返り、相手を思いやり
ときには自己嫌悪したり、反省したり…
手紙にすべての心の流れが書かれており
また、いきさつも書かれている。
ある、一家の人生を垣間見た、そんな読後の本でした。
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