モラル・ハザード ― 2006年10月21日 15時37分38秒

「モラル・ハザード」
伊野上 裕伸 角川書店
滝村隆次は、資金繰りに困ると、保険をかけて人を殺す‥
「真面目にこつこつ働くのは知恵と度胸が足りないから」と
周囲の人を見下すような日々。
保険会社に勤めていた彼は、自動車損害保険詐欺、
火災保険詐欺、傷害保険詐欺を次々と成功させた。
次に滝村が狙ったのは…
ダミー会社を作り、海外で死亡事故を起こさせるというもの。
****
ってな感じで、今回は騙す側の立場から書かれた井野上さんの作品。
いやー、悪い人だなあ…滝村って。って思いましたが
確かにこういう風に人を見下して考えている人っていますよね。
もう、こんなに簡単に大金を手に入れて、働くのが馬鹿らしくなってくるよ・・・・って思うんだけど、
まあ、悪ははびこらない、という感じではありましたが
騙しあいで、どう話が転がっていくのかわからなくて、これまた一気に読んでしまいました。
これ読んでて、三浦和義事件を思い出したのですが
実際、この井野上さんは三浦和義事件を担当されていたそうで、
別の著書の著書紹介に載っていました。
へーー!
三浦和義事件に関しては
島田荘司さんの「三浦和義事件」を読んだ事があったので
興味深かったですね。
伊野上 裕伸 角川書店
滝村隆次は、資金繰りに困ると、保険をかけて人を殺す‥
「真面目にこつこつ働くのは知恵と度胸が足りないから」と
周囲の人を見下すような日々。
保険会社に勤めていた彼は、自動車損害保険詐欺、
火災保険詐欺、傷害保険詐欺を次々と成功させた。
次に滝村が狙ったのは…
ダミー会社を作り、海外で死亡事故を起こさせるというもの。
****
ってな感じで、今回は騙す側の立場から書かれた井野上さんの作品。
いやー、悪い人だなあ…滝村って。って思いましたが
確かにこういう風に人を見下して考えている人っていますよね。
もう、こんなに簡単に大金を手に入れて、働くのが馬鹿らしくなってくるよ・・・・って思うんだけど、
まあ、悪ははびこらない、という感じではありましたが
騙しあいで、どう話が転がっていくのかわからなくて、これまた一気に読んでしまいました。
これ読んでて、三浦和義事件を思い出したのですが
実際、この井野上さんは三浦和義事件を担当されていたそうで、
別の著書の著書紹介に載っていました。
へーー!
三浦和義事件に関しては
島田荘司さんの「三浦和義事件」を読んだ事があったので
興味深かったですね。
最近のコメント