感染 ― 2006年10月03日 00時43分59秒

「感染 infection」
仙川 環 小学館
**
仲沢 葉月は 夫啓介とともに東都大学で医師をしていた。
葉月は研究室、啓介は臨床医だった。
啓介は最近なにやら考え込んでいるが、
そんな時に、啓介の先妻との間の子供 宏が誘拐された。
約束どおりに身代金を支払ったのに
宏は骨になって帰ってきた…
研究室を背景に、いろいろな人物が交錯する
***
第一回小学館文庫小説大賞の受賞作品。
知人が、これ気になるんだよねーって言うのでしたが
私も気になったので早速図書館で借りてみました。
なかなかに次を早く読みたいと思わせる内容でしたね。
医療現場の専門性も高く、リアリティーがよかったです。
実際作者の仙川さんは、早稲田大学教育学部を卒業後に
大阪大学の医学部に入り修士課程を修了している
ジャーナリストでした。
作中で渡部という医学部を卒業間近で中退し新聞記者になった人物がいたのですが、その方とダブりましたね。
なかなか面白いんですが、
タイトルが…先を予測させてしまうものですね。
臓器移植が絡んでくるのですが、感染ってタイトルだから
多分、その過程でウイルスか、最近かに感染して物語が発展するんだろうなーって。
それでも面白い!と思わせる作品でした。
知人が「面白いんだけど、『頑張って書いた』ってなんか努力賞を上げたくなるような感じの作品だった」と。
ちょっと納得。
2冊目の本 「転生」という作品も予約してみました。
仙川 環 小学館
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仲沢 葉月は 夫啓介とともに東都大学で医師をしていた。
葉月は研究室、啓介は臨床医だった。
啓介は最近なにやら考え込んでいるが、
そんな時に、啓介の先妻との間の子供 宏が誘拐された。
約束どおりに身代金を支払ったのに
宏は骨になって帰ってきた…
研究室を背景に、いろいろな人物が交錯する
***
第一回小学館文庫小説大賞の受賞作品。
知人が、これ気になるんだよねーって言うのでしたが
私も気になったので早速図書館で借りてみました。
なかなかに次を早く読みたいと思わせる内容でしたね。
医療現場の専門性も高く、リアリティーがよかったです。
実際作者の仙川さんは、早稲田大学教育学部を卒業後に
大阪大学の医学部に入り修士課程を修了している
ジャーナリストでした。
作中で渡部という医学部を卒業間近で中退し新聞記者になった人物がいたのですが、その方とダブりましたね。
なかなか面白いんですが、
タイトルが…先を予測させてしまうものですね。
臓器移植が絡んでくるのですが、感染ってタイトルだから
多分、その過程でウイルスか、最近かに感染して物語が発展するんだろうなーって。
それでも面白い!と思わせる作品でした。
知人が「面白いんだけど、『頑張って書いた』ってなんか努力賞を上げたくなるような感じの作品だった」と。
ちょっと納得。
2冊目の本 「転生」という作品も予約してみました。
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