天皇陵伝説2006年05月06日 01時31分27秒

本は読んでいるのですが、真面目にちまちまたまには紹介を…


 最近読んだ本で「天皇陵伝説」という本があります。(八木荘司著・角川)図書館で借りたのですが、名前だけで、内容もわからず借りてみました。天皇陵に関する説明書なのか?古代を舞台にした話なのか?
 読んでみて、面白かったです~。古代の古墳とかの知識とかなくても読めるけど、なんとなくあるとさらに面白いかもしれない内容です。
 北朝鮮から借り受けた秘宝。それを目玉に、展示会が開かれる。それは公表されれば、日本の歴史を覆すのではないかといわれる?その仁徳天皇由来のその秘法が盗まれた。場所は「仁徳天皇由来もののはそのものに返す」…天皇陵に返された?それをめぐる…
 世界の歴史上で、日本かかなり特殊な国なんですよね。普通、国を支配する王がいたとすると、それを倒して、自分が王になる、この構図が成り立つ。でも日本は天皇を殺して、自分が天皇に成り代わる、ってって構図がない。まあ、天皇を暗殺しちゃった人もいますが、原則的に「天皇を誰が味方につけて、錦野に旗を取るか」それが第一だった。武士だったら征夷大将軍の任をもらうかとか。
とりあえず、天皇は天皇で国の王として認めたうえで政治の実権を…というパターンが多いそうだ。…って、某歴史解説書をよくかかれる方の受け売りですが、妙に納得してしまいました。
 同じような国はあるけど、それが原則として2000年以上続いている国家は日本だけですよ。今年は皇紀2666年。初代神武天皇が即位されてから2666年がすぎています。
まあ、初期はなんとも言えない伝説的なことですが、こんなにも系統だっている国ってないですよね?中国だって何度も王朝が興っては倒れての繰り返しですしね。

 途中に、仁徳天皇陵に隠された秘宝を探す為に侵入するのですが、「日本人として、それ程尊王でもないとしても入るのをためらう」って事があるんですよ。
 そのくだりを読んで、そんな事を思い出しつつも、先がどうなるのかわくわくしながら読んじゃいました。

嫌われ松子の一生 上 下2006年05月07日 20時38分50秒

「嫌われ松子の一生」 山田宗樹 著


それなりにいろいろ本は読みますが、なんかすごく一生印象に残りそうな本です。
女性であれば、読んでおいてもいい本だと思うのですが、読むのが結構辛いかも…いつも異常に歯切れが悪くなってしまいます。
本当に微妙な本、でも心に残る本。

ストーリー
川尻松子という女性が自宅で死体となって発見される。
家族とは絶縁状態であったが、弟が遺骨を引き取りにきたがアパートの片付けは甥っ子に託された。甥は、この都会のど真ん中でぼろきれの様にひとりで死んでいった松子の人生をたどる。
一言では言い尽くせないのですが…
子供時代から厳格な父親に育てられて、進路も言いなりになった。
中学校教師として、過ごすも…


確かに松子さん、酷いって言ってしまえばそれまでの女性なんです。
明確にやりたいこととかないからすぐに流されてしまう。
男運がないといわれればそれまで。

でも、この松子さんは、悪くないといえば悪くない、
悪いといえば悪い。

強い意見を持たずに、すぐに他人の意見に流される。

でも、女性ならばすごく誰でも持つ感覚から来るもの
寂しいという気持ちであったり、誰かを支えたいとか…

そんなどこにでもある、ごく当たり前の感情から、本当に紙一枚違う
ちょっとだけ自分本位の考えを加えると、松子が出来上がる。

なんか自分に都合の悪い事がおきたときに
自分の非を認めずに、相手のせいにしていればどんなに楽であろう。
「自分は悪くない」と言い切って蓋をすれば。
その典型なのかなあ…と思う。
私もかなり寂しがり屋なので、すごく松子がそう考えてしまった気持ちは分かる。

でも、それではいけないと思う。

この作品、読む年代によってかなり感想が異なると思った。
10年前に読んだら、多分嫌悪感しか感じなかったと思う。
でも今は違う。すごく、なんか松子を影のように感じます。

最初は、読むのに抵抗がある文体ですが、読み始めると一気に引き込まれます。!

面白いというわけではないですが、今後も女として生きていくうえで良い本を読んだなあ…と思いました。

 試写会、猛烈に狙っています~

桜蘭高校ホスト部2006年05月08日 13時22分52秒

葉鳥ビスコ著 桜蘭高校 ホスト部

超お金持ち学校 私立桜蘭高校ホスト部に入学した
庶民のハルヒ
女の子なのにホスト部で部活動をすることになってしまった…
月間ララでの連載開始時からスキでした~♪


ずっと前に全員プレゼントのCDを紹介したことありましたが
あれから半年…アニメ化ですよ~♪

ドラマCDとキャストがちょっと違うのですが
それなりにいいと思います
…でも、ハニー先輩だけは…大谷育江さんがよかったです・・・涙
ハルヒは、坂本さんも結構似合っているのですが
久川・ハルヒの「ウザい」にハマってしまった人としては
ちょっと違和感を感じるのでした…

アニメ放送1回目は録画失敗して見れなかった…
(仕事しててリアルタイムで見れなかった…チャンネル違い)


さすがボンズの完成度!

「その日をつかめ」 鈴木光司著2006年05月09日 00時54分40秒

「その日をつかめ」 鈴木光司 著 実業之日本社

図書館を歩いていたら、どちらかという当児童書のあたりで
この本を見つけた。
青いシンプルな表紙というのもあったんだけど
名前が「鈴木光司」

…リングの鈴木光司とは同姓同名?でしょうか?
と著者紹介を見たんだけど
まさにあの、リングの鈴木光司さんでした。

ヨットの話…とリングがまったく結びつかなかったのですが
もともとは鈴木氏はヨットが大好きだったんですね。

そのヨットを通しての人間の資質とか
諦めないとか、考え方とかを
子どもに向かって諭すのではなく、語っていましたが
子どもだけでなくて私たちの年代の人が読んでも楽しいかもって思いました。

中でも気にっているのが
「あのヨットが欲しいんだけど、まだ金額が手が出ない。なのでバイヤーに 次に出る本がきっと売れるから、そうしたら買うからと。」

 その「次に出る本」とはリングのことだったんですよ。
リング自体は鈴木氏自体が完成度が高いから、絶対にこれは売れるって確信していたらしいです。あそこまで売れるとは思ってなかったみたいですが。

大ヒットになったあと、バイヤーはちゃんとその鈴木氏の約束を覚えていてパンフレットを持ってきたのですぐに契約したそうです。

ヨットを通して知り合った多くの友達のことなど
既存の鈴木ワールドでは知ることが出来なかった世界を見ることが出来て面白かったです。

でもこの本の帯…出版社を調べるのにサイトチェックしたんですが
「引きこもりよ さらば」って
引きこもっている子どもを対象に書かれた本なんですね。うーん。確かにそん内容かもしれませんね?

執事喫茶2006年05月12日 00時49分53秒

話題の?で執事喫茶いに行ってきました~

何でも、お嬢様気分を味わう為なので ちょっとおめかしということだったので、 頭を悩ませつつ黒っぽい服で…木綿生地の黒の巻きスカートに黒ジャケット。 …ついでにパンツも黒だった…という余談も…

執事喫茶 Swallowtail  http://butlers-cafe.jp/ へ。

賑やかに素を出してはいけないと、おだやかーに過ごしていました。
私はダントツで沖田さん一押しですね~何でって名前が…という昔ながらのヤマトファンはおいといて。 だって、ロマンスグレーで沖田なんていったら…艦長を思い出すじゃないですか?
担当は手塚さんでした。 テニプリの…似てるのは…気のせいではないと思います。

内装の造りも凝っていて、それなりに本格的なんですが
紅茶が…渋みが出ていた… 1000円取るなら…もうちょっと本格的な紅茶を 楽しませてもらえても…ぐすん。
せめて、ポットカバーを…紅茶がすぐに冷めちゃう…アフタヌーンティーセットを頼んで 念願の三段皿だったのですがスコーンは自家製で、それなりに美味しかったのですが チョコケーキなどは今ひとつ?
サンドイッチは美味しかったけど
こだわるならホットサンドイッチにするとか…うううう、ぐだぐだいいそうなので結構黙っていました…

トイレに行きたかったのですが、ベルで呼ぶと
颯爽と沖田さんが誘導してくれるのですが
途中に厨房があって扉が開いてたのですが
沖田さん、颯爽と閉めてしまわれました。
トイレは普通の雑居ビルだったんですが、洗面台には
ラベンダー色のハンドタオルが設置されていて嬉しかったです。

あとは、普通の喫茶店みたいに働いている様を見て楽しんでおりました~

ケーキと紅茶…吉祥寺の多奈加亭のケーキと紅茶が飲みたくなってきましたよ~。
んでもって、エジプトのアスワンの
オールドカタラクトホテルのティールーム…


とりあえず…6月26日にの夕方に予約が一個とれたよ~♪
紅茶が渋かったのはたまたまか?そのリベンジです!

絶叫城殺人事件2006年05月13日 01時23分32秒

「絶叫城殺人事件」 有栖川有栖 著

有栖川作品には本来は「殺人事件」はつかないのですが
これは特別にって事で書かれた作品です。
5つの短編集なのですがそれぞれ「~殺人事件」というタイトルです。

本格派ミステリとして、謎解きも楽しめつつという感じですが
なんか景色描写がとてもきれいな本でした。
夜の表現がとてもよかったです。

「影絵になった鴉が山に帰っていく」という表現など、
すごく参考になりました。

有栖川作品は 国旗シリーズなどは持っているのですが
再度読み直したくなりました。

ミュージカル エリザベート2006年05月14日 00時36分34秒

芝居好きの同僚に3月ごろに声をかけていただきました~♪
内容自体はエリザベートの人生を描いたものなんですが、ちょいとエリザベートの人生にという人について説明を加えつつ、知っている人はマニアのように知っていると思うのですが、ものすごく簡単に。

田舎で自由奔放に育った、エリザベート愛称シシィがウィーン皇帝フランツヨーゼフに見初められて、皇后になるのですが、まあ宮廷の作法や、嫁、姑問題そして、時代の流れで暴動が起きたりなど、いろいろあるのですよ。
 でも、結局は旅に出ちゃったりして、何年も帰ってこなかったり、すごく話題に事欠かない人物…だったと思います。最後には暗殺されてしまいました。

 このミュージカルは、シシィがフランツ皇帝にで会う前に、死の帝王「トート」に見初められ、命を助けてもらうことからはじまります。
 トートからの求愛を結果的に拒んで?フランツに嫁いだことが、ハプスブルグ家(ウィーン皇族)の終焉の引き金になったとしているのです。シシィがハプスブルグに入ったから…だから、さっさとわが求愛を受けろ!と執拗に迫ります。
 その後、二人の間の子ども、ルドフルにもトートは声をかけます。
 そして、時代の流れで、トートは革命に加担して…そして、絶望します。トートの甘言を受け入れて、銃身自殺…
 運命に翻弄されることなく、自分の足で生きようともがいたけど、もがききれなかった、時代が許さなかった…ということで最後には暗殺されます。

 このミュージカルはまずエリザベートという人物を知らなくても、それなりに楽しめましたよ。私は某漫画と知人の影響でそれなりに知っていたのですが、大丈夫です~
 
 そして、もちろんミュージカルですので歌があります。それがどれも聞き応えありましたが。なんと行っても、なんと言っても…、死の帝王トート役の山口祐一郎さんが素敵でしたよ~。
あの重低音…アニメ世界にどっぷりで、声には煩い、この私でもときめきました。相当ときめきです。

私、無茶苦茶、俳優さんとか芸能人に無知なんですが相当有名な俳優さんらしいですね。本当によかったです。声だけでなくて、存在感もすごい。出てきた瞬間に舞台の空気が変わるというか、圧倒されました。
 何でも…武田真治とのダブルキャストだったんですが…山口祐一郎さんのときでよかったです~
すごく正直に連れて行った人に聞いてしまったのですが「武田真治って…それなりにテレビにでている人ですよね?私が名前を知っているくらいですし?演技力はあるですか?舞台にたえられるほどの?」
とぶっちゃけで聞いたら、あはははと笑っていました。その方は「祐一郎ラブ!」だったので。
 
 高嶋政宏氏はエリザベートを暗殺したルイジ・ルキーニなんですが、要所要所で場を転換させたりするのですが、これまた絶妙な空気のタイミングで、引き込まれました。
 ルドフルの青年時はダブルキャストでパク・トンハ氏の公演日でしたが…これまたよかったですよ~。

 主役のエリザベート一路真輝さんは、もちろんすごいのですが、なんとなく他のキャストに目を奪われてしまった…気がするのは何故でしょう?

ダンスは、お城のメイドさんたちの衣装とダンスが無茶苦茶可愛かったですな~あと、トートを取り囲むトートダンサーズ?は文句なしで色男のカッコいいダンスでした。
 
 そういえば、会場は女の人ばっかりで?ともったんですが、宝塚出身の方かだらなんですね。最後にわかりました。

 最後は祐一郎の出待ちをするんだ!っていうことでついていってみました。
結構早く出てこられるのですね~20分も待たずに、車で出てこられました。でもさすがです、「ここだと、左折して、ちょっとスピードを緩めて手を振ってくれるポイントなの~。どうして知ってるかって?そりゃあねえ、にやにや」って。




腐女子的…ミュージカルエリザベートの見方。



エリザベートに一目ぼれした死の帝王トート。
将を射んとせばまず馬を射よ、かも知れないが、エリザベートを恋するあまり息子・ルドフル皇太子に声をかけた。
いきなり、部屋に入り込み「僕は君の友達だ」とはルドフルもびっくり。
でも、母にもろくにあえずに寂しい思いをしていた、ルドルフはトートに懐く…そりゃあ、そうですよね。もちろんべったりってわけではないのですが、心にトートの面影は刻まれる訳で…
そして、青年になった皇太子は、国のためを思っての革命を起こすのですが、父からも、母からも見放される。
 そこに、幼少期に自分を見てくれたトートが現れる…もうむちゃ、いいシチュエーションじゃないですか?
 トートを受け入れる為に、トートのダンスを受け入れます。
そして、銃が渡され、ルドルフは自ら引き金を引き、トートの元に行く。…のですがね。トートのダンスのラストが…ほんまもんにキスするんですよ…おねえちゃんびっくりです。
 エリザベートとのシーンの際は、かわしているのですが、トートと、ルドフルのときはちゃんと口ちゅーです。
 聞きましたよ、連れて行ってくれた人に。
「ねえねえ、あれマジキスしてますよね?」って、ええ、真剣に。
もう、きゅんきゅんしてしまいました。

青山剛昌の世界展2006年05月15日 20時41分33秒

5月10日まで横浜ランドマークタワーで
青山剛昌先生の原画展がありました。

今年公開の映画は横浜が舞台。
まさにその横浜での開催。

なので、2回目の映画を見て原画展に行ってきました。

青山先生の原画は…まさに天才的ですって、そう実感。

まず、原画を見て始めて知ったんですが、見開きの表紙をかかれるときにはサイズに合わせて絵を書くだけでなくて…背景の部分は原稿サイズにぴったり合わせて描かれているのですが、コナンだけは原画の端まで、人物が書かれているのです…って文で説明できません。

この写真の原画もありましたが、現れている部分にあわせて、厚紙を当てて、人物だけ、この写真の場合はコナンが腰辺りまでしっかりと描かれているので、迫力があるんですよ。
…まず、伝わってないだろう…すいません。
 他カラーもほとんど同じ形態で書かれていてびっくりしました。

 あとは、カラーの配色についての配色など、モノトーンから原色とか、被害者をカラーなのに単色で、そして、容疑者を目立つカラーにする配色しているそうです。

あとは、斜めのアングルにも、かなりのこだわりがあるそうです。よくキッドとかも斜め下からのアングルで登場すると思いますが、あれも、読者への期待感をあおってみたり(そして私は見事に引っかかっております)、あえて、人物の影をピンクやグリーンに配色して重めになりがちなストーリーを引き上げてみたりしているそうですね。すごい。
 
 カラーはあれほど、細かい作業なのに、ほとんどミスがないって所がまたすごいでした。
一部、CGを使っていたりするのですが、原則的にはアナログの原稿なのですが、本当にすごいです。あの絶妙なぼかし方。感動です。

 原画展の作品としては、コミックの後ろ中表紙に載っている「名探偵図鑑」があるのですが、アレの完全版が全部じゃないのですが、展示してあったのが嬉しかったです~
コミックになってしまうと小さい窓でしか見れないのですが、ちゃんと全身像で描かれています。
 個人的に「浅見光彦」と「御手洗清」「火村英生」にときめきを感じてしまいました。

 あとは、コミックのコナンのイラストも展示されていましたが、これまた原画でないとわからない…コミックになってしまうと、もちろん同じサイズですが、原画はそりゃあまあいろいろなサイズで…。先生の気分でサイズを変えていたのでしょうか?って面白かったです。個人的には松田コナンの原画にときめいた…。

 演出で感動したのは…「ピアノソナタ殺人事件」を模して、ピアノが展示してあって、月光が静かにずっと会場で流れているのです…
「ピアノソナタ殺人事件」は、犯人麻生を唯一自殺に追い込んでしまった、という、湖南にとって忘れることが出来ない事件ですが、もちろん私も好きな作品です。
そのピアノ周りに、原画か飾ってあって、すごい良かったですねえ。

 あとは、灰原哀ちゃんが登場後、蘭に始めて自己紹介をするシーンがあるのですが、蘭の「勇気っていうのは、気持ちを奮い立たせる正義の言葉、人を殺す理由になんかしちゃだめです」って台詞のあとに、哀が、蘭に勇気を出して、海辺で自己紹介するところ。あれも好きだったんですが…実はあのあとのシーンを青山先生、書き下ろしカレンダーで続けておられていたらしく…、それが一連の流れで紹介してあって見ごたえがありました。

 カラー原稿でキッドやら平次やら、素敵だったわ~

過去のまじっく快人はもちろん、デビュー作から飾ってあったりと。よかったですなあ~ほんと。