愛と経済のロゴス ― 2010年01月16日 23時36分03秒

愛と経済のロゴス 中沢新一 講談社
まず、ロゴスってなんだろうと、そこから調べました。
「言葉」「論理」「真理」の意。
今日の哲学の分野では「論理的に語られたもの」「語りうるもの」という意味で用いられることもある。
…なるほど、なるほど。
人にものを送る、という「贈与」という
日常にとてもよくあるシーンを
より詳しくその状況を分析していき「贈与学」という
学問として追及していく、その講義をまとめた一冊。
贈与する時の心情や、交換の原理など
説明してあります。
「小僧の神様」という作品をモデルにいろいろと説明してあったりと、
新しい視野が生まれる一冊ですが…
後半部は難しくなってしまいまして、流し読みしてしまいました。
大学の時にこんな講義があったら
かなり面白く授業聞いていただろうなーと感じました。
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