図書館の神様2009年07月02日 20時30分54秒


図書館の神様 瀬尾まいこ マガジンハウス 

瀬尾さん作品です。
瀬尾さんの作品は独特の世界観というか、
「優しさ」があふれていますよね。

厳しい世の中化からすれば、「甘い、現実はそんなもんじゃない!」と
人生はそんなに甘くない!といいたくなることもありますが、
物語なんだもん、こんなやさしい世界があってもいいよな、って思います。

バレーボールの選手だった主人公が、
ある出来事をきっかけにバレーをやめて
国語の教師になったこと。
講師として派遣された学校で、文学部の顧問となり
一人の部員を通して、文学に触れたりしていきます。
その過程でのやり取りとか、一つ一つがやさしいと感じます。
いい作品ですよね。
さらっと読めるので、たまに疲れた時に読むのにいい一冊ですね。