あさ ― 2008年05月20日 19時56分01秒
あさ
谷川俊太郎 /吉村和敏 アリス館
谷川俊太郎の詩を吉村さんの写真を添えて感動的に仕上げています。
毎日当たり前に訪れる朝を、ここまで感動的に表すことが出来るのかと思うと感動ですね
谷川俊太郎の詩は国語の教科書に載っていました。
中学1年生の時、「朝のリレー」をみました。
カムチャッカの若者がきりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている
・・・
この詩を読んで、「地球は丸い」という実感を得たような気がします。
それまでは知識として地球が自転しているのはわかっていましたが
実感はなかった。
でも、この詩を読んでなんとなくわかったなーというのを思い出しました。
懐かしい
読んだことのない詩では「朝ゆえに」が気に入りました。
吉村さんの写真がまたすごいんですよ~
写真が詩を生かして、氏がまた写真を生かしている。
プレゼントとかにしたい一冊ですね。
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