独身女性の性交哲学 ― 2008年04月20日 22時05分20秒

独身女性の性交哲学 山口みずか 二見書房
L25でのブックレビューを読んで借りてみた
タイトルは結構びっくりする本なんですが
結構女性心理について的確にずばりと突いています
筆者は現役のソープ嬢。しかも30歳後半で独身
この職業だからこそ、なのかもしれませんが
かなりシビアかつ、分析をされています
タイトルに性交なんて使われていますが
半分以上はなぜ独身であるのか?
などの心理分析ですね。
この筆者の方、
とても勉強家だなーと思います
よくある、女性・男性心理の本をかなり網羅して
それを自分なりに解釈、ときには批判しています。
おなじ30歳独身女性として
「おお!その通りだ!」と思うことたくさん
男女の恋愛を小学校にたとえた例はとてもわかりやすかったですね。
男は何にも疑問に思わずに毎日小学校に通う
そんな風に当たり前の光景を結婚に望むのだが
女は違う
日々ときめきなどが継続していないと「愛が冷めた」
となってしまう。
などなど。
恋愛遍歴は、結局は自分さがしなのだとか
世間からはみ出して生きるのも大変だけど、世間の枠にはめられて生きるのもおんなじように大変。選ぶのは本人次第
と言い切っているところも結構、共感しましたね。
参考になった本とかを続けて読もうか…
と思ったのですが、あえてやめました。
ますます頭でっかちになりそうでねー。
最近のコメント