蟻の兵隊 ― 2006年08月24日 20時52分22秒
http://www.arinoheitai.com/
渋谷のイージーフォーラムという映画館で
細々と上映されている映画です。
内容は
終戦したにもかかわらず、中国山西省に残留を命じられた。
日本帝国復活を信じて戦った残留兵。
9年後帰国した時には
日本政府は、彼らを「勝手に残留した」として、
すでに退役兵として扱った。
今もまだ訴えを続ける
奥村和一さんの中国をたどる旅を映画にしたものです。
ドキュメンタリーといった内容ですが
本当に考える事が多かったです。
現在80歳になる奥村さんが中国で
証拠集めをしながら自分がいた場所を辿るのですが
その中で一番切なかったのが…
研修と称して、「新兵に人を殺させる体験をする」という件です。
戦争という場では、それは仕方なかったとしても…。
奥村さんは、その処刑場から逃げた方の息子さんと会話をする場面があったのですが、他の逃げなかった方を
「何で逃げなかったんだ?逃げなければ殺されて当然じゃないか…?」
と…。
奥村さんは未だに、奥様に戦争の事を詳しくは話せないそうです。
私たちにとっては戦争は「歴史」ですが、
奥村さんにとっては「過去」。まだ終わってない事だと…
いろいろと、いろいろと人生を振り返ってしまいました。
ちなみに、現在渋谷のイージーフォーラムでしか上映してません。
そのくらいにマイナーな映画…
たまたま職場が近くてよかったです~。
渋谷のイージーフォーラムという映画館で
細々と上映されている映画です。
内容は
終戦したにもかかわらず、中国山西省に残留を命じられた。
日本帝国復活を信じて戦った残留兵。
9年後帰国した時には
日本政府は、彼らを「勝手に残留した」として、
すでに退役兵として扱った。
今もまだ訴えを続ける
奥村和一さんの中国をたどる旅を映画にしたものです。
ドキュメンタリーといった内容ですが
本当に考える事が多かったです。
現在80歳になる奥村さんが中国で
証拠集めをしながら自分がいた場所を辿るのですが
その中で一番切なかったのが…
研修と称して、「新兵に人を殺させる体験をする」という件です。
戦争という場では、それは仕方なかったとしても…。
奥村さんは、その処刑場から逃げた方の息子さんと会話をする場面があったのですが、他の逃げなかった方を
「何で逃げなかったんだ?逃げなければ殺されて当然じゃないか…?」
と…。
奥村さんは未だに、奥様に戦争の事を詳しくは話せないそうです。
私たちにとっては戦争は「歴史」ですが、
奥村さんにとっては「過去」。まだ終わってない事だと…
いろいろと、いろいろと人生を振り返ってしまいました。
ちなみに、現在渋谷のイージーフォーラムでしか上映してません。
そのくらいにマイナーな映画…
たまたま職場が近くてよかったです~。
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